ひらめきは自分でつくれる – 行き詰まったときにすぐ試せる2つのこと –

何か考え事をしていて、「うーんこれ以上は出てこない」と行き詰まること、よくありますよね。
私も実はいま、新しい講座を公開する準備ををしているのですが、途中で行き詰まることがたびたびあります。

こういうときみなさんはどうしてますか?

誰かに相談する。
ネットで調べる。
気分転換で出かける。

いろいろすでに試されていると思います。
時間があればいろいろなことができますよね。

でも期限があって、いますぐなんとかしたい、いますぐひらめきがほしい、というとき。

ひらめきは自分でつくれるということ、ご存知でしょうか。

今回は、そもそも行き詰まりが起きる理由と、自分でひらめきをつくるコツを2つお伝えします。


Voicyミアビータ公式チャンネルで、毎週土曜日朝8時のパーソナリティを担当しています。
この記事は、2024年3月2日分を配信後、この内容を文章で読みたい方向けに加筆・編集したものです。
音声でお聞きになりたい方はこちらからどうぞ。


目次

行き詰まりが起きる理由は、いつもと同じものの見方をしているから

行き詰まりが起きる理由は「決まったところからだけものごとをみて、考えているから」です。

ものの見方、視点ともいいますね。

ものの見方は、人が生きてきた人生の体験をもとに、それぞれ作り上げられます。
誰もが、自分なりのものの見方を持っているのです。

たとえば、「何か新しいことをやるときは、できるだけリスクは少ない方がいい」というものの見方をする人の場合。

その人が、上司から「売り上げを伸ばすために、もっと大胆な案を出してくれないだろうか」と頼まれるとしますね。
その人が普段から適用している、慎重なものの見方だけで考えていると、思い切った挑戦をするアイディアが出てきづらいんです。

こういうとき人は行き詰まります。
さて、どうしましょう・・・

みなさんは、こんなことありませんか?

悩み続けて堂々巡りのとき。
お風呂やトイレに入っているときに、ハッとアイディアが降ってくる。

私はよくあります。
(ただ、こういうときってメモするものがなくて、お風呂やトイレから出ると忘れちゃうのですが、、)

この、お風呂やトイレで突然ひらめいて、アイディアが降ってくる現象。
必要な時に再現することができたら。
つまりひらめきを自分でつくれたら、すごくいいですよね。

行き詰まったときに自分で道を切り開けることになります。

これが、「ひらめきを自分でつくる」ということなんです。
コツが2つあるのでお伝えしますね。

ひらめきをつくるコツ① 五感を刺激する

人間には「五感」というものがあります。

五感とは「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の5つの感覚です。

この五感は、赤ちゃんの脳の発達に必要な刺激と言われています。

赤ちゃんとのコミュニケーションで、「スキンシップや目を見ながら話すことが大切」と言われますよね。
これは、五感を刺激して発達を促すからからなんです。

この、生まれた時から私たちがフル活用してきている五感。
行き詰まったときにも活用することができます。

お風呂でアイディアがひらめくのは、五感をかなり活用しているからなんです。

まず、自分の部屋からお風呂場に場所が変わりますね。(視覚)
シャワーの水の音がします。(聴覚)
せっけんやシャンプーの香りがします。(嗅覚)
暖かいお湯の感覚が肌を伝います。(触覚)
お風呂で歯磨きする人は味覚も使っていることになります。

このように一気に五感が刺激されて、自分が普段使っているものの見方がガラッと変わるんです。
だからアイディアが降ってきます。

先ほど例に出した、普段慎重なものの見方をする人も、湯船につかってゆったりしていると、

「今回はちょっとくらい冒険してみてもいいかもしれないな」と思えてきて、大胆な売り上げアップのアイディアが思いついたりするです。

トイレも同様ですね。
・・詳しくここでは描写しませんが(ご想像にお任せします)、五感が刺激されます。
お風呂と同じことが起きているんです。

ひらめきをつくるコツ② 遊び心

もう一つのポイントは、「遊び心」です。

行き詰まっているときって、思い詰めているでしょうし、悩んで、すごく真面目に考えちゃってますよね。

そうすると、気持ちがぎゅっと固くなっていって、ますますものの見方が固定されてしまいます。

ここで「遊び心」を使って、気持ちを柔らかく、体も柔らかくして、ものの見方も柔軟にしていきます。

たとえば、気分転換に散歩に行くのはよくあると思いますが、「歩く」代わりに「スキップ」してみる。
いい大人がスキップ?と思うかもしれませんが、だから試す価値があるんです。

やってみると、子供時代を思い出したりしますし、結構いい運動になります。
普段使わない筋肉を使うので、体の感覚もだいぶ変わります。

心と体は繋がっていますから、気持ちも変わってきて、ものの見方にも変化が起きます。

もうひとつの例として、いまの自分の行き詰まった状態を、「歌」で表現してみたりするのもいいですね。
「遊び心」が大切なので、普段あまり馴染みのないジャンルがいいと思います。
ラップなどいかがでしょうか。

「先週1週間 悩みまくって 昨日も一晩中 悩みまくって
 まだ答えでない アイディアもでない 一体どうすりゃいいんだYO!」

こんなふうに表現するとどうですか?
悩みの質感、だいぶ変わりますよね。
ふざけてる!と怒らないでくださいね。
遊び心だから、このくらいがいいんです。

普段やらないようなことを、遊び心で試してみる。
パソコンに向かって頭抱えているよりずっといいですよね。

気分転換に外をスキップしてたら、「まあ、元気だねえ」と道ゆくおばあちゃんに褒められるかもしれません。
嬉しくて、「まあ、なんとかなるかな」と思えたりするかもしれませんね。

もっと考え続けたいなら、さっきのラップの続きで考え続けてみてください。

「このままだと売り上げ達成できない 広告予算もう残ってない  
 みんな疲れて力でない そうだ!明日みんなで焼肉行くYO!」

(もしも本職のミュージシャンの方が読んでくださっているようでしたらすみません・・
 遊び心を発揮するとなんでもできちゃうという例です)

コーチの質問にも、ものの見方を変える意図がある

私たちは普段、無意識に自分のものの見方を適用しています。

コピー用紙は、正面から見ると長方形の紙ですが、横から見たら細い一本の線になります。
同じ紙なのに、全く違うものに見えます。

こんな当たり前のことも、悩んで思考や視点が固定されると忘れてしまうものなんです。

私たちは過去の体験をもとに、ものの見方を作り上げていきます。
でもそのものの見方が唯一絶対かというとそのようなことはありません。

私たちは日々新しい体験をして、ものの見方を増やすための材料も増えているはずなんです。

みなさんも、生きた年数の分だけ体験を積んで、ものの見方を増やすための材料をたくさん持っているはずです。

その材料と、もともともちあわせている五感という感覚と、遊び心を組み合わせたらきっと、思わぬひらめきがつくれるはずです。

同様に、コーチングでコーチがする質問にも、視点を変える意図があります。

ひとはそれぞれ異なるものの見方を持っています。
コーチから質問されるということは、普段影になっているところに光が当たるような効果があります。
だからコーチングで気づきがうまれます。

なんにせよ、一番のポイントは遊び心だと思っています。
困った時こそ、ぜひ試してみてくださいね。


とはいえ・・
なかなかものの見方が切り替わらない。
遊び心といわれても・・という方はぜひご相談ください。

私はコーチングを受けることを検討されている方向けに、コーチングがどのような体験になるのか実際に体験いただける、お試しセッションをご用意しています。

この60分の体験セッションでは、約45分ほど私のコーチングを受ける時間があります。
テーマを決めて持ってきていただくことで、この45分でご自身にどのような変化が起きるのか、実際に体験いただくことができます。

この体験セッションの時間を使って、五感をつかったり遊び心を探究してみたい、という方ももちろん大歓迎です。

私のセッションでは五感を活用した関わりもたくさんあります。

ご興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。

小川恵子 コーチング お問い合わせ コンタクト everblue.evergreen.
お問い合わせや体験セッションのお申し込みはこちらからどうぞ
ひらめきは自分でつくれる – 行き詰まったときにすぐ試せる2つのこと – 小川恵子 コーチング

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